こんにちは ＴＯＭです。
工場に勤めていると、仕事が出来て人情味のある人なんだけど管理職には向いてないよなーって人がいます。
例えば、職人気質で背中で語るタイプの管理職だったり、部下を思うあまり、経営層と仲が悪い管理職などです。
部下から見ると非情に、ありがたい存在だったりするのですが、経営層から見た時に管理職適正があるかと言われてると疑問があります。
今回は、マネージャー以外で工場で管理職に向く人の特徴を上げていきたいと思います。
工場以外の業界にも共通した内容もありますので参考にして下さい。
部下から見て管理職に向く人の特徴
リーダーシップがある
管理職に必要な能力の一つは、リーダーシップです。
リーダーシップとはチームを指導し、方向性を示す事です。
特に単独で仕事を進めるだけでなく、チームと協力して目標を達成する必要があり、その際に方向性を示す事でチームが同じ方向で仕事をできるようになります。
工場での目標は利益の最大化です。
利益を最大化する為に自部門が何をすべきかを示し、そこに向かってチームメンバーを引っ張っていく必要があります。
コミュニケーションスキル
管理職は部下と上司、同僚との効果的なコミュニケーションが求められます。
情報の伝達やフィードバックの提供、問題の解決において優れたコミュニケーションスキルが不可欠です。
決断力がある人
管理職は複雑な状況で迅速かつ適切な決断を下す必要があります。
時にはリスクを取る覚悟も必要ですが、それを根拠に判断し、行動する能力が求められます。
その上で責任感も必要となります。
プロジェクトや部門の成功や失敗に責任を負う立場にあります。そのため、責任感と誠実さが求められます。
明確なビジョンがある人
管理職は組織やチームの長期的なビジョンを見据え、それを実現するための戦略を策定し、実行する必要があります。
組織環境や市場の変化に対応できる柔軟性が必要です。新しい情報や技術に敏感であり、変化を受け入れる姿勢が求められます。
経営者から見て管理職の向く人の特徴
経営戦略を理解し、それを実現するための行動をとれる人
管理職は、経営戦略を部下や組織全体に浸透させ、実行に移していくことが求められます。
そのためには、経営戦略を理解し、その意味や重要性を理解した上で、具体的なアクションプランを策定し、実行していく必要があります。
部下を育成し、組織を強化できる
管理職は、部下を育成し、組織を強化していくことも重要な役割です。
そのためには、部下の強みや弱みを把握し、適切な育成方法を検討する必要があります。
また、部下が成長し、活躍できるような環境づくりにも努める必要があります。
変化に対応し、新たな価値を創造できる
現代のビジネス環境は、急速な変化が求められています。
そのため、管理職は、変化に対応し、新たな価値を創造できる能力が求められます。
そのためには、常に新しい情報を収集し、変化を予測する力、そして、変化に対応するための柔軟な思考力や行動力が必要です。
管理職に向ない人の特徴
以下のような特徴を持つ人は、工場で管理職に向いていないと考えられます。
指導力の不足
管理職は他の人々を指導し、励まし、育てる必要があります。
指導力に欠け、他人を導く能力が不足している場合、管理職に適さないかもしれません。
押し付け型のリーダーシップスタイル
押し付け型のリーダーシップスタイルで他の人々に協力を強制しようとする傾向がある人は、管理職には適していないことがあります。
協力を得るために影響力を行使し、他の人々を尊重しないスタイルは、組織内で問題を引き起こす可能性があります。
変化への抵抗
管理職は変化を促進し、組織を前進させる役割も担います。変化への抵抗や新しいアイデアを受け入れない傾向がある人は、管理職には向かないかもしれません。
マネジメント能力が足りない人
マネジメントとは、組織やチームを効率的に運営するための能力です。管理職は、生産計画の立案や予算管理、人材配置など、幅広いマネジメント業務を担います。
マネジメント能力が足りない人は、業務が滞ったり、部下が不満を抱いたりする可能性があります。
仕事ができない人
管理職は、自らの仕事だけでなく、部下の仕事を把握し、指導する必要があります。
仕事ができない人は、部下から信頼を得ることができず、チームの士気低下や生産性の低下を引き起こす可能性があります。
目標を達成の計画立てが苦手な人
チームが目標達成する為のロードマップを示す必要があります。
自身が目標達成への計画を立てれないと、いつまでも利益を上げる事ができないでしょう。
予算管理や人材配置などの業務が苦手な人
チームとしての予算を立て適切に人材を配置するのも管理職の仕事です。
その業務自体が苦手な人は、管理職に向いていない可能性があります。
協調性がない人
周りとの協調性がない人も管理職に向きません。
工場での仕事は一人ではできない物ばかりです。
管理職は部下を動かすのが仕事となりますので、協調性がないと部下は動いてくれません。
感情的になりやすい人
管理職は冷静に判断する能力が必要です。
部下のミスや目の前のトラブルに一喜一憂していては、部下がついてきません。
もちろん、これらの特徴をすべて持っていれば、管理職に向いていないという訳ではありません。
しかし、これらの特徴が複数当てはまる場合は、管理職になることを慎重に検討したほうがよいでしょう。
最後に
今回は工場の管理職に向く人の特徴を紹介しました。
工場以外にも通じるところがあると思います。
管理職は常に学び続ける姿勢を持つ必要があります。
新しいスキルや知識を習得し、自己成長を図ることが重要です。
また、管理職は忙しいスケジュールやプレッシャーにさらされることが多いため、エネルギッシュでストレスに強い人が向いています。
