面接で意識する逆質問3つのポイント

転職
スポンサーリンク
スポンサーリンク

こんにちは TOMです。

いきなりですが、あなたは面接の時に「逆質問」したことあるでしょうか?

逆質問とは応募者が採用担当側へする質問のことで、今回は効果的な逆質問のポイントをお伝えしていきます。

面接の際に逆質問することで

・採用担当に意欲のある応募者だと思われる

・応募企業に対し自分が気になっている点を解決できる

面接の合格率を上げるためにも効果的な方法です。

ただ質問の内容によっては、かえって評価を落とす可能性もあるので、どう言った質問がいいのか具体例を交えてお話していきます。

ちなみに私は20社面接を受けても1社内定をもらうという内定率でしたが、ある時から逆質問を取り入れ始めたところ、「10社受けて3社から内定確保」するほどに突破率を上げることができました(約6倍です!)。

その逆質問の3つのエッセンスを全てまとめましたので、あなたの「面接突破率の向上」にぜひお役立てください。

合わせて読みたい

スポンサーリンク

逆質問のポイント

逆質問のポイントを3つ挙げます。

【1】誰に向けての逆質問か意識する

【2】自分の疑問を棚卸する

【3】相手に響く質問構成にする

【1】誰に向けての逆質問か意識する

最初のポイントは、”誰”に向けた逆質問なのか意識するです。これが一番大事なポイントです。

例えば、最終面接の社長への質問で「配属先の1日の流れを教えて下さい」とか聞いてませんか?

社長も分かる範囲では答えてくれるかもしれませんが、内心「俺にするような質問じゃない」と印象を悪くしていると思います。

逆に一次面接の人事担当者に「経営で大事にしている点は」とか聞いてませんか?

本当に経営に関わる方ならいいですが、課長以下の役職の方だと経営に関わることはほぼありませんので、答えようがありません。

このようにせっかく良い質問だとしても、質問する相手が誰(どの立場の人)なのかを意識して逆質問しないとかえって印象を悪くしますし、期待した返答が返ってきません。

経営者の方とお話しする機会があり、派遣社員の方の正社員登用面接のお話しになりました。

その際に「能力は十分だけど、逆質問で「トイレの便器のひび割れを直して欲しい」って言ってきたんよ」「そんな事は、総務課に言えと思ったね」「結局正社員登用は見送ったよ」とおっしゃってました。

他にも、要因はあったのでしょうが、逆質問の内容で採用が見送られたので、いかに大事なことなのか再認識した事例です。

【2】自分の疑問を棚卸する

2つ目のポイントは、疑問の棚卸です。

逆質問するにあたり、せっかくなら自分の疑問が解決する内容にした方がいいですよね。

ありがちなのが、面接対策に載っているような「御社の強みは?」とか「成長させてくれる環境ですか?」とか、本当は興味ないけど、やる気があるように見られるような気がする質問をする事です。

お互い無駄なやり取りにならないよう、自分が何を疑問に思っているのか”棚卸”しましょう。

例えば、”働く環境”が気になるなら、「在宅勤務」「フレックスタイム制」と言った制度があるかとか。

”長期的に働けるか”が気になるなら、過去数年の決算書を調べ、極端な変化がある年の出来事を確認するとかです。

ちなみに、V字回復している年があって、理由がリストラだったら自分も対象になる可能性があると想定できますね。

このように疑問を棚卸し、意欲も見せつつ自分が働く上できになる点を解決できる質問にしましょう。

【3】相手に響く質問構成にする

最後に相手に響く質問構成にするです。

【1】【2】で誰に何を質問するか見えてきたと思いますが、しっかり考えた構成にしましょう。

逆質問したい内容を文章に起こし、違和感なくなるまで磨いて下さい。それを3つほど作りどの順番で質問するのがスムーズか構成を考えましょう。

相手に質問の意図が伝わらないと期待した答えが返ってきませんし、最悪は”要領が悪い奴”の印象を与えてしまいます。

私は最初に「本題」次に「具体例」、最後に「少し聞きにくい本命」を聞くようにしてました。

例えばリストラによる業績回復を疑っている場合、本題「××年に業績が回復していますが、変化点があったのですか?」、新製品がヒットしたと言う回答だった場合、具体例「新製品をヒットさせるために、どのような戦略を取ったのですか」と聞いてます。

最後は単刀直入に「少しお聞きしにくいのですが、御社はリストラと言った人員整理を行ってますか?長期的に働きたいので気になりご質問させて頂きました。」と聞きにくい質問を最後にもってくるようにしております。

他の質問に答えているので、最後は少々気まずい質問でも答えてくれるケースが多いです。

スポンサーリンク

逆質問の悪例3選

逆質問の悪い例を3つ挙げます。

①「セミナーや研修と言った学ぶ環境はございますか?」

一見意欲的に映りますが、会社は学校のような教育機関ではありません。その場では「そう言った環境は整っています」とは答えますが、内心では好意的に捉えてないと思います。

この質問をする場合は、前置きで「貢献できるように成ってから更なる成長の為に~」や「セミナーがなくても、自分で勉強して貢献します」と言った、意欲を見せてから質問した方がいいですね。

②「休みは取りやすい環境ですか?」

聞いておきたい質問でありますが、採用側には意欲的に映らない質問です。

「御社ではワークライフバランスをどう取っていますか?」と言った横文字にして柔らかく質問したり、「配属先の人と話しする機会を頂きたい」と言って、直接配属先の人に聞いた方がリアルな話しが聞けます。どちらにせよ入社前から働く気がないアピールと捉えられてしまいますので、給料、有給、福利厚生は最小限の質問にしましょう。深く聞きたい場合は、内定を頂いてから突っ込んだ質問をした方がいいですね。

③「御社が大事にしているモットーはなんですか?」

ホームページに企業理念として載っている箇所がモットーです。そんな事も調べてないのかと感じます。

「企業理念をそれにした理由はなんですか?」とか調べたけど、もっと深く知りたいをアピールした方がいいですね。

ただ、私はよっぽど気になる理念でない限り質問の候補には入れてません。面接時間は限らてますので他の聞きたいことを優先してます。

スポンサーリンク

最後に

まとめると、良い逆質問は

・誰に向けての逆質問か意識する

・自分の疑問を棚卸する

・相手に響く質問構成にする

悪い逆質問は

・研修やセミナーのことを聞く

・休みのことばかり聞く

・調べれば分かることを聞く

と言った内容になります。

逆質問は絶対しなければならないものではありませんが、他の応募者と差をつけられる可能性がありますし、入社前の疑問を解決できる手段です。

これを利用しない手はありませんので、積極的に利用しましょう。

ただ質問の内容によっては、かえって評価を落とす可能性もあるので、しかっり誰に何を聞きたいのか整理して、紙に文章を書きましょう。紙に書くことでぼんやりした質問が具体的になりますし、面接で質問をど忘れて固まってしまうの防げます。

最後に、考えがまとまらない人は私からの個別アドバイスもできますのでご連絡をください。

スポンサーリンク
転職面接
スポンサーリンク
TOMをフォローする
タイトルとURLをコピーしました