製造業の一日

製造業
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こんにちは TOMです。

今回は、工場での一日について、記事にしたいと思います。

工場勤務は時間管理の観点では、非常にやりやすい環境なので、時間管理等のスケジューリングが苦手な人には時間間隔を養うためには「もってこい」の業界です。

今回のお話では工場現場のリアルな環境もお伝えしつつ、TO DOリスト等を応用した時間管理についても学べますので、

・ミスや漏れなく仕事を進めたい方

・やることが明確でシンプルな職場環境を望んでいる方

・ビジネスの時間管理について学びたい方には特にうってつけの内容かと思います。

1.工場は時間管理しやすい

社会人になると時間割なんてものは存在しません。

一日のスケジュールは自分で調整する事になります。

入社したばかりだと、できる仕事はあまりないので、時間を持て余す事もあります。

その点、工場での仕事はマニュアル化されているので、先輩に教えてもらいながらすぐにできる仕事はあります。

特に現場勤務だといきなり製造ラインでの作業をする事もあります。

仕事に慣れるまでが早く、おおよそ1週間で仕事の流れが見えてくると思います。

すぐにスケジュール帳なしでも、今日何をやるかが明確になります。

社会人として、朝の支度、勤務中の過ごし方から帰宅まで一連の時間感覚に慣れるのに、工場は適した環境です。

1日する事なく、ただ時間が過ぎるのを待つのは案外厳しいものです、適度に作業しながら体を慣らしていきましょう。

 

2.作業がルーティン化されている

工場が時間管理しやすい環境なのは、”作業がルーティン化されている”からです。

会社に着いてから何をしようか考える事もなく、いつもの作業を行うことに集中できるのでスケジュールを考える必要がありません。

有名な話しで、”イチロー選手の朝食は毎日カレーを食べている”と言うのがありますが、これは、極力野球に集中できるよう、それ以外の判断を少なくし、ストレスなく過ごす為だそうです。

イチロー選手ほどではありませんが、社会人になり立ての頃は、ストレスが高い状態です。

慣れない環境、慣れない人間関係、慣れない早起き(笑)

その中で、仕事の内容や時間管理まで自分で行うのは、ストレスばかりです。

例えば、営業の仕事の場合、”午前中は顧客向けプレゼン資料を作り、午後から移動して別の顧客と打合せ”と言う風に仕事の内容は同じでも、毎日予定が変わります。

資料作りや顧客とのアポイントメントと言ったストレスに加え、先々の時間調整まで行うとなったら、ストレスしかありませんし、ミスの原因です。

それが工場勤務だと同じ場所、同じ時間に同じ作業を行う事になり、それだけも作業に集中できる環境です。

ただ誤解がないように申しますと、スケジュールを立てやすだけで、残業が少ない訳ではありません。

作業が終わるまでは帰れませんので残業は発生しますが、それ込みでスケジュールが立てやすい環境です。

 

3.一日のスケジュールと詳細

実際に工場で間接員として働いている、私がどのように一日を過ごしているか教えたいと思います。

会社や部署毎に業務内容に違いがあるので、参考程度と考えて下さい。

また、その作業を行う理由や詳細についても記述しますので、工場勤務のリアルな環境もイメージできると思います。

●一日のスケジュール

・8:05 会社着&作業着に着替える

・8:20 ラジオ体操&朝礼

・8:30 事務作業

・10:00 小休憩

・10:30 午前打合せ

・12:00 昼食

・13:00 事務作業

・15:00 小休憩

・15:30 事務作業

・17:30 帰宅

時期により内容変わりますが、だいたいこんな感じで1日過ごしてます。

では内容を具体的にイメージできるように、それぞれ詳細を説明します。

・ラジオ体操&朝礼

製造業界では業務中の労働災害を嫌います。

その為、作業開始前に体をほぐすラジオ体操を取り入れている所は多いです。

また、朝礼は部署(グループ・チーム)全体的な伝達事項を伝えたり、社訓の唱和を行っております。

たまたま休んだ日に重要な伝達事項を朝礼で伝えた事があって私だけ知らないままな事がありました。

メール配信してくらたら良かったのですが、口頭連絡で伝えたから終わりな事もあるので、自分自身のアンテナを高くしておく必要がありますね!

・事務作業

これは部署で全然違いますが、私の例だと

回ってきた書類のチェック ⇒ 関連部署へ回覧

受発注システムチェック ⇒ 不足あれば手配 ⇒ 判子リレー

現場への依頼書作成 ⇒ 判子リレー

経費精算書類作成 ⇒ 判子リレー etc

工場間接員の事務作業はほぼルーティン化されているので、慣れてくると片手間でも仕事ができてしまいます。判子待ちの時間が多いのが困るくらいです。

・小休憩

恐らく業務規程にはお昼休憩以外は業務時間扱いとなっている会社がほとんどだと思います。

長時間の現場作業は肉体的にきついので、工場ルールで午前午後15分ほど休憩を設けている会社があります。

ただ、小休憩禁止の会社もあり、募集要項では分からないので、勤めている人の聞けるなら聞いた方がいいポイントです。

「小休憩なんてしないからどうでもいいよ」って人もいるかもしれませんが、実際に休憩するかしないかは別にして、小休憩まで細かく管理する会社はブラックな可能性が高いです。

人間の集中力は90分が限界、座り過ぎが体に悪いと言われている時代に続けて作業続けさせるような会社は古い体質が残っている可能性があります。

・打合せ

工場の間接員で長時間労働になる要因の一つが、この打合せです。

全工程を合意のうえで進める必要があるため、規模が大きくなるほど、関係者が増え、打合せの時間や回数も増えてきます。結果、それが長時間労働に繋がります。

以前勤めていた会社は毎日5~6時間は打合せがあり、打合せ用の資料作りと議事録作成が積み重なり、通常の事務作業できる時間が17:00以降になることもザラでした。

打合せの頻度は募集要項では分からない箇所なので、実際に勤めている人に聞けるなら打合せ頻度を確認した方がいいです。

ちなみに、今の会社は1回1時間程度の打合せが週2~3回の頻度でしかないので、ほぼ定時で帰れるようになりました。

実作業量は以前の会社も今の会社も同じくらいなので、打合せと長時間労働に相関関係はあります。

 

4.終わりに

冒頭でもお伝えしましたが、工場勤務は時間管理の観点でやりやすい環境だと思います。

社会人になると、様々なストレスが襲ってきます。

その中でアポイントメントを取るストレスや仕事の内容を考えるようなストレスを減らせるだけでも、自分の本来の仕事に集中できます。

まずは工場勤務で時間感覚を養い次のステップに進むのもいいかもしれません。

ここまで読んでくれている人は、なんとなくでも製造業の組織が分かったと思います。

その上で真剣に考えて下さい。

製造業で何をしたいのか、何を大事に考え、何がゆずれないポイントなのか。

真剣に考えて下さい。

☆考えがまとまらない人は私からの個別アドバイスもできますのでご連絡をください。☆

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