こんにちは TOMです。
以前、「【厳禁】上司が嫌う部下のNG行動3選」と言う記事を書きましたが、もう少し上司の本音の部分を深堀した記事にします。
部下の仕事の評価に直接携わるのが上司になります。極端な話し昇進するか、左遷されるかは上司の気分次第の所もあります。
良い評価をもらう為にも、上司と良好な関係を築いておく必要はあります。
ごまを擦る必要はありませんが、上司の本音の部分は気にしておいた方がいいでしょう。
部下の仕事ぶりについて、はっきりと伝える上司もいると思いますがハラスメントが叫ばれている時代、なかなか本音で言えない上司は多いです。
今回の記事を参考に、建前と本音を比較して、いまいち上司からの評価が良くないなと感じている方は参考にして下さい。
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建前:主体性を持ってやって欲しい、本音:指示してる暇なんてないから、自分で考えろ
上司が求める部下のタイプに「主体性のある部下」はよく上げられます。
「自分の意思で、自ら考えて行動でき、成果をあげられる人」を想像すると思いますし、企業も上司もそれだけの人材を求めています。ただ、本音の部分では、管理職がプレイングマネージャー化しているため、部下に細かい指示をしている暇はなく、いちいちいわなくても自分で考えて成果をあげてくれる部下がありがたいということです。
例えば、親から「宿題しなさい」と言われて宿題を始める子供より、勝手に宿題してくれる子の方が親も他の事に手が回り助かりますよね?
上司は自分の仕事に集中できるので成果が上がり、加えてチームとしての成果も満たしているので、上司の評価は高まります。
しかし、最近の若手・中堅社員は、いわれたことを指示どおりに行動できる人は多い半面、指示待ちの傾向が強くなっています。
指示を待つのではなく、自分から動け成果を上げ、ミスしてもめげない心を持つようにして、上司からの評価を上げていきましょう。
・建前:主体性を持ってやって欲しい
・本音:指示してる暇なんてないから、自分で考えろ
建前:チャレンジ精神を持って欲しい、本音:つべこべ言わずにやれ
チャレンジ精神を持って、何事にも果敢に挑戦できる人材を上司は求めていますが、本音では「これはできません」「この仕事は私の担当ではありません」という部下に対して、「つべこべ言わずにやれ」と思っています。
「本当にできないの?」「担当違いでも何とかなんない?」とお願いして、初めて「こういう条件ならできます」と返事がくるので、ただでさえ時間のない上司に余計な時間を使わせます。
上司も「難しいこと」や「担当違い」は理解した上で、部下に声を掛けてますので、とりあえず、やった上で「駄目でした」の返答が欲しいのです。
逆に、本当にチャレンジングな事に挑戦しようとしている人も要注意です。
建前では、チャレンジ精神は大事だと言ってますが、革新的な改革に乗り出すと、煙たがられる可能性が高いです。特に歴史の古い大企業ほど、保守的な傾向にあり、逆に評価が下がる可能性があります。
上司が頼んだことを断らずにやって欲しい
建前:チャレンジ精神を持って欲しい ※大きなチャレンジは逆効果
本音:つべこべ言わずにやれ ※頼まれたら、とりあえずやって欲しい
建前:相手の立場に立って考えて欲しい、本音:俺(私)の気持ちを理解してくれよ
上司から「相手の立場に立って考えれる」人材も求められてますが、本音では、その対象に上司も含めて欲しいと思っています。
お客様や取引先、同僚など、様々な立場に立って考えることで、人間関係を良くすることができ、評価も上がっていきます。
しかし、部下の立場だと、上司の気持ちまで考慮できません。子供が親の気持ちなんて気にしないのと同じようなものですね。
ただ、上司も人間であり、しかも日本特有の年功序列で役職が上がっていく人事制度の中で上司になった方が大半です。上司としての教育、研修や試験をクリアしたわけではないので、ストレスはかなり高い状態になっています。
本音では、「俺(私)の気持ちを理解して労わってくれよ」と思っています。上司の立場になると弱音を見せれなかったり、そんな器じゃないと思っていながらも後に引けない状況があったりするものなので、部下の皆さんは、上司の気持ちを理解して上げましょう。
建前:相手の立場に立って考えて欲しい
本音:俺(私)の気持ちを理解してくれよ
最後に
上司に気いられる目的は、自身評価を上げてもらう為です。その為に、上司の本音を知っておく必要があります。裏表がない上司もいますが、そのような上司の方がレアです。
「上司の発言は全部建前」と思うくらいに考え、「本音ではこうしてもらいたいんだろうな」と意識しましょう。
上司の本音をまとめると
・指示している暇がないから、自分で考えてやって、しかも成果も上げてね
・嫌とかつべこべ言わず、とりあえず、仕事はやって
・俺(私)の気持ちも理解して労わってよ
です。 上司と部下の立場ですが、同じ職場で働く人間同士、うまく付き合っていきましょう。
今回の記事を参考に、上司の本音を探りながら、上手に評価を上げて行って下さい。
どうしても、上司と気が合わない場合は、転職をするのも視野に入れておきましょう。