こんにちは TOMです。
今回は「全力でサボる方法」について記事にしたいと思います。
サボると聞くと、ネガティブなイメージですが、毎日忙しく働いているビジネスパーソンにとって、時には力を抜くことが、かえって効率的に働けるコツです。
詰め込んで仕事をしても、能率が落ちてしまい、ミスやトラブルの原因となってしまいますので、疲れる前に、効率的にサボる技術を身に付けましょう。
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仕事をサボる事の3つの重要性
仕事に限らず、日々の生活でも全力で取り組むことが、成果に繋がるとは限らないことがあります。
仕事のできる人ほど、上手にサボりながら、効率的に仕事をしております。
でも、全力で仕事をしないと失礼ではないかと考える人もいると思います。なぜサボる必要があるのか3つの重要性をご説明します。
(1)オーバーヒートしないようにする
自動車のアクセルを全開まで踏み続けた場合、エンジンがオーバーヒートして壊れてしまいますよね。
仕事も常にアクセル全開だと、すぐにオーバーヒートしてしまい、体が動かなくってしまいます。
高速道路の合流の時みたいに、アクセルを全開にする瞬間は必要ですが、常にアクセル全開なのは、効率的とは言えません。
また、「燃え尽き症候群」と呼ばれる状態におちいる危険性もあり、体が資本のビジネスパーソンにおいて、体調を崩す=大修理の危機と考え、体を大事にしましょう。
(2)クラッシュしないようにする
アクセル全開の自動車をクラッシュしないように、コントロールするのは至難の業です。
自分だけが激突するだけならまだしも、他人を巻き込む危険性が高く、被害が拡大してしまいます。
それと同じで、全力で仕事に取り組んだ結果、コントロールがきかない状態におちいり、大クラッシュしてしまいます。
更に、それが大事なプロジェクトだと、周りを巻き込み、会社として大きな損害が出てしまいます。
(3)周りを見る余裕を作る
アクセル全開で走っていると周りを見る余裕なんてありませんね。
大事な情報に気付かなったり、目的地を通り過ぎたりと余裕を持って走っていると気付ける事が、あっと言う間に通り過ぎていきます。
その結果、やり直しが発生し余計に時間が掛かってしまいます。
全速力で走った結果、ゆったり走ってきた同僚に抜かれ、低い評価を付けられては、元も子もありません。
例えば、こんな感じでサボろう
(1)サボるルールを決める
サボるとは、メリハリを付けることです。メリハリを付ける為には、しっかりと時間を決め、集中とサボる時間を分けることがポイントになります。
私は、工場の間接部門で働いていますので、1日8時間はその場に居る必要があります。
仕事が早く終わったから早く帰るとか、気分転換にカフェに行くなんて事はできません。
その為、効率的にサボるには、時間が来たら休憩を入れるようにする事です。
私は、「ポモドーロ・テクニック」と呼ばれる、「25分集中したら、5分休憩する」を取り入れてます。
詳しい内容は割愛しますが、25分たったら1度席を立ち、トイレや資料を探す振りをして歩くように意識しています。 歩くのが難しい人は、飲み物や違う画面にして、一度手を止めましょう。
もし切りが悪いタイミングでも、一旦手を止めるようにして下さい。
実践してみると分かりますが、切りが悪い方が作業を再開する時に、何から手を付けていいか悩まないので、スムーズに仕事に入って行けます。
(2)サボっている時は、直接の仕事とは関係ない事をする
サボる時は、直接の仕事とは関係ない事をしましょう。
例えば、コーヒーを飲む、ネットサーフィンをする、軽く散歩するなどです。
仕事とは関係ない事をする目的は、脳の疲労を取る為です。
集中している脳は一時記憶が溜まっている状態ですのでリフレッシュする事で、頭がクリアーになります。
思いつかなったアイデアが出たり、悩んでいた事があっさり解決したりします。
脳は休んでいる間、活発に動いているので、サボる事は脳を動かしている事になりますね。
サボることによる、メリットとデメリット
■メリット・・・仕事の質が上がる
サボる為の時間を確保する為には、仕事を集中して効率的に終わらせる必要があります。
人間は、決められた時間内に、仕事を終わらせたい生き物なので、制限時間を設けることで、仕事の質を上げるようになります。
また、サボる事は、脳をリフレッシュさせる事とお伝えしましたが、脳をリフレッシュする事で、考えがまとまりますので判断が早くなり、相乗効果で仕事の質が上がります。
■デメリット・・・評価が下げられるかも
サボり過ぎると、周りから「あいつは仕事もせずにサボってばかりだ」と、陰口を言われるかもしれません。暇そうにしているから、もっと仕事を与えようと思われるかもしれません。
効率的に仕事を終わらせる為に努力しているのでに、評価を下げられたり、もっと仕事を増やされて、結局余裕がなくっては、努力が水の泡になります。
日本は結果を出せば、何をやっても良いと言う文化ではないので、周りには気付かれないようにサボる技術を身に付ける必要があります。
例えば
・スケジュールを共有しているなら、空白の時間は作らず、仮の予定を入れておく
・資料を探すふりをする
・トイレ行く etc
自分の机でずっとスマホを触ったり、ずっと休憩室に居るのは、明らかにサボっていると思われるので注意しましょう。
最後に
仕事のできる人の所に仕事は集まってくるものです。
全力で仕事に取り組んでいるのに、追い打ち掛けて仕事が舞い込んでくるので、休みなく仕事をする事になります。
しかし、一人の人間が、さばける仕事の量には限界があります。
仕事のできる人は、真面目な人が多いので、頑張り過ぎて、病んでしまう事もあります。
仕事の質を上げ、体を壊さない為にも、全力でサボる事が大事になります。
終身雇用が崩壊した現代において、無理をして会社の為に尽くす時代は終わりました。
会社の給料も年功序列から、能力に応じて変わるようになる時代です。
如何に効率的に自分の仕事をこなすかが大事になりますので、全力でサボりましょう。