資格を取るべき人、取る必要のない人

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こんにちは TOMです。

「資格なんて仕事の役に立たないから必要ない」、「資格があると就職や転職に有利になるからあった方がいい」など、資格に対して様々な意見があります。

私自身はたいした資格もないまま就職して、のらりくらり社会人生活を送れておりますが、あった方が良かったかなと言う場面もありました。今回は、資格を取るべき人と取る必要のない人について記事にします。資格を取ろうかと悩んでいる人はご参考にして下さい。

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資格ってなんだ? 

「資格」を辞書で引くと

① あることを行うのに必要な、また、ふさわしい地位や立場。

② あることを行うために必要とされる条件。

①は、スポーツの大会や、試験などを受ける時にクリアしておくべき条件のことです。

一般的に「資格」と聞くと、②の専門的に何かを行う際に必要となる資格をイメージすると思います。例えば、医者や弁護士などが代表例です。

身近な所だと、自動車の免許も「資格」になります。免許がなくて、自動車を運転すると犯罪になりますので、「資格」はそれだけ重要になる物もあります。

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資格を取るべき人

今は、スマホでで調べれば、いつでもどこでも調べることができる時代だから知識を蓄えることに意味が無くなってきています。その為、「資格」を持っても意味がないと言った意見もあります。

しかしそれでも、「資格」を取るべき人はいますので、3つのタイプをご紹介します。

(1)やりたい事が明確になっており、その為に「資格」が必要な人

1つ目は、やりたい事が明確になっている人です。医者、弁護士、美容師と言った「資格」がないと仕事ができない職業につきたい人は、「資格」を取ることがスタートラインです。

特に若いうちから「資格」を取って、実務を積むとより一層「資格」の価値が出てきます。

逆に転職で「資格」を取得する人は、注意が必要です。例えば、同じ「弁護士」でも、経験のない「弁護士」より経験豊かな「弁護士」の方が信頼性がありますよね? 経験がなくても、若いと修行期間も取れますが、ある程度年齢が高くて「資格」を取得した場合、経験がないと仕事自体がない可能性があります。

せっかく苦労して取った「資格」を活かすことができないかもしれませんので、取得しようとしている「資格」を活用できるのか、確認して下さい。

(2)給与アップを目指す人

2つ目は、給与アップを目指す人です。会社によっては、有資格者を必要する職業があります。

例えば、宅建士の資格を持った従業員がいないと不動産取引はできませんし、ガソリンスタンドには危険物取扱者の「資格」を持った人が必要です。

その「資格」がなくても、不動産やガソリンスタンドで働けますが、「資格」を取得することで給与アップすることができます。少しでも給与を上げたい人は取得を目指してもいいでしょう。

また、評価アップや昇進に「資格」が必要と言う会社もあるので、自分がどこを目指すかで取得する「資格」を考えて下さい。

(3)精神安定として資格が欲しい人

3つ目は、精神安定としての「資格」です。

例えば

・周りの人が全員簿記を持っている中で自分だけ簿記を持っていないので劣等感を感じる

・これといった取り柄がないので、「資格」で箔を付けたい

・いつでも転職できるように、「資格」を持っておきたい。

と言ったように、現状の自分に不満があり、精神安定として「資格」を取ることで、がんばれる人は「資格」を取得しましょう。

「資格」を取得することで精神が安定すると、より大きな仕事ができたり、キャリアプランに繋がったりします。

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資格を取る必要のない人

次は、「資格」を取る必要のない人をご紹介します。先に結論から言うと、「資格」を取っても活用する場がない人です。

例えば

・Webデザイナーを仕事にしている人が、フォークリフトやアーク溶接の「資格」を取る

・自動車整備士を仕事にしている人が、医療事務の「資格」を取る

今の業務内容に関係のない「資格」を取っても活かせる場がなければ、意味がありません。「資格」を取るのが趣味と言う人は良いですが、転職を考えて取得しようと考えている場合、未経験でも採用してくれる「資格」か調べてから取得を目指した方が失敗がありません。

また、「資格」を取って給与を上げようと考えている人も、社内で希少性のある「資格」か吟味して下さい。「資格」を持っているだけで、給与が上がるならいいですが、「資格」を持っていて、かつ何かの責任者になる事で給与があがる(責任者手当)場合もあります。その場合、すでに責任者になっている人がいると、せっかく「資格」を取っても給与は変わりません。

「資格」を取るには、勉強する時間の確保やそれなりの費用がかかります。「資格」によっては数年毎に更新が必要な「資格」もあります。せっかく取った「資格」でも、その知識を使わないことや、自分以外の人がその「資格」で活躍している場面もあります。私も業務に関わるかもしれないと思って「資格」をとりましたが、役に立った事はありません。先を見据えた「資格」取得計画が必要です。

最後に

世の中には、「資格」推奨派と「資格」不要派それぞれの意見があります。どちらの意見も一長一短あり、頭を悩ませます。ただひとつ言えることは、あなたが何をしたいのか?そのしたいことの為にその「資格」が必要なのかしっかり考える必要があります。

例えば、会社経営者には、納税の義務がありますが、税理士の「資格」は必要ではありません。税理士に委託すればいいだけです。そう言った風に視点を変え、本当に時間を割いてでも取得する必要のある「資格」か考えて下さい。「資格」は取ることより、どう活かすが重要です。

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