工場で働く４つのしんどさ

こんにちは　ＴＯＭです。

工場で働くことに対して、イメージが湧かない人は多いと思います。

今回は、工場で働いていて、『しんどい』と感じる事をご紹介します。

実際に工場で働いる私が、どんな『しんどさ』があるのかを４つご紹介したいと思います。

工場に限らず、働く人全般に共通する内容もありますので、参考にして下さい。

同じことの繰り返しがしんどい

一つ目は「同じことの繰り返し」がしんどいです。

製造業でも開発部やマーケティング部だと、新しいことに触れ合う機会は多いですが

工場勤務では、毎日同じことの繰り返しとなり、”しんどい”と感じる人がいます。

工場で物を作る為には、規格＝ルールが決まっています。

俗にISOと呼ばれる、国際規格になります。

ISOを取得している事で、取引をしてくれるお客様を獲得できるのですが

その分、ルール通り＝決められて作業通りに物を作る必要があり、働く人としては、「同じことの繰り返し」になってしまうのです。

もし、より良い作り方を思いついたとしても、それを勝手にやってしまうとルール違反ですので、その物は不良品となります。

例えば、毎日同じ食材で、同じレシピ通りに料理を作れと言われたら、だんだん飽きてくるでしょう？

人間関係が難しい

２つ目は「人間関係が難しい」ことがあるです。

工場に限らず、働く人が抱える問題は、「人間関係」です。

工場での仕事内容によっては、一人で没頭できる作業もありますが、休憩時間などで、人付き合いが必要となる場面があります。

直属との上司との面談などもあるでしょうし、事務手続きで、総務系の人とやり取りする事もあるでしょう。

工場だけでも、繋がりのある人は沢山おり、全員と良好な関係を築けるのは難しいです。

逆に工場と言う閉鎖された空間内で、同じ人間達が顔を合わせる事になりますので、一度人間関係を悪くしてしまうと、関係の修復が難しくなります。

中高生のようにクラス替えがある訳でもないので、和に馴染めないと、ドライな関係になってしまう人もいます。

ただ会社だけの付き合いだと割り切って、自分だけの仕事に没頭する事ができるのは工場の良い所です。

交代勤務がしんどい

３つ目は「交代勤務がしんどい」です。

交代勤務の無い工場も多くありますが、ある程度規模の大きい工場では、交代勤務を導入している所があります。

交代勤務にも色々なパターンがあり、２班で１２時間交代の２４時間勤務

３班で８時間交代の２４時間勤務

２班で８時間交代の１６時間勤務など様々です。

どのパターンであれ、生活リズムが変動する事は間違いありません。

朝早い日もあれば、夜遅い日、夜勤の日

時差ぼけで、うまく睡眠が取れず、体力的にしんどい日があったり、家族との時間が取れない事がストレスになったり。

心身ともにきついと感じる事があります。

体力がある若い内は、手当等でお金が稼げる、交代勤務は魅力的ですが

体力が落ちてきて、家族がいる中年以上では、交代勤務を続けるのか悩む人おります。

時間が余るとしんどい

４つ目は、「時間が余るとしんどい」です。

繫忙期は、猫の手も借りたいくらいに忙しいですが、急に暇なタイミングが訪れる事があります。

スマホのある現代では、暇つぶしは色々できます。

能力給であれば、仕事が終わり次第帰ればいいのですが

工場では、時間給を導入している所がほとんどです。

暇でも定時間内は工場に居る必要があります。

また、偉い人の巡回やお客様の見学があったりと、外部の目に晒される機会が多くあり

あからさまにサボる事もできず、無駄に休憩室で過ごす事もできず　ただ、時間が過ぎるのを待つだけです。

そんな時は、時計を何度見ても、ほとんど進んでいない現状に、頭を抱えてしまいます。

私の同僚は、機械室の隙間を見つけて、そこでずっとゲームをしていました。

ただ上司に見つかって、ものすごく怒られてましたが。。。

最後に

今回は工場の仕事の”しんどい”点を４つ紹介させて頂きました。

（１）同じことの繰り返しがしんどい

（２）人間関係が難しい

（３）交代勤務がしんどい

（４）時間が余るとしんどい

工場に限らず、どの会社でも”しんどい”ことはあると思います。

一時の事ならば我慢する事も必要ですが、ずっと我慢し続けながら働く事は辞めた方がいいです。

この記事が工場で働こうと考えている方の参考になれば幸いです。

皆様がより豊かな人生を歩むことを祈っております。