こんにちは TOMです。
うるさ過ぎる事務所では、作業効率が落ちる事は誰の目にあきらかですが、実は静かすぎる事務所でも、かえってストレスが溜り、仕事の効率が落ちたり、コミュニケーション不足になることが分かっています。
静かすぎると、ちょっとした会話や作業音が周りに筒抜けとなり、上司や同僚、お客様と話しづらくストレスを感じる人が多いとされています。
今回は、静かすぎる事務所のデメリットと対策をご紹介したいと思います。
作業環境にどう取り入れるかを考えながら読んで下さい。
合わせて読みたい
静かすぎる事務所が故のストレス
なぜ静かすぎる事務所だと、ストレスが溜まるのでしょうか?
周りが一切気にならない人だと関係ないのでしょうが、一般的に人は周りの目が気になる生き物です。
その為、自分の会話内容や行動を周りに知られるのを嫌います。
また、ちょっとした音が周りに迷惑を掛けているのではないかと、余計な心配事が生まれます。
静かすぎるが故に人の行動が制限されている状態で、100%のパフォーマンスを発揮する事が難しいです。
静かすぎる事務所が生まれると以下のような弊害が生まれます。
(1)作業効率の低下
静かすぎると、ちょったした物音でも、周りの音が気になって、作業に集中できません。
逆に自分が周囲に迷惑を掛けていないかと、心配になっても、作業に集中できませんね。
仕事に集中できないと、作業ミスや長時間労働の原因となります。
(2)メンバー間のコミュニケーション不足
上司や同僚に相談したいことが合っても、静かすぎると内容が丸聞こえとなってしまい、ちょっとした雑談でさえも、会話を控える事になります。
コミュニケーションが減少することでチーム全体のパフォーマンスが低下してしまいます。
(3)電話対応がストレスになる
”電話ができない新人”の様なニュースがありますが、メールやSNSの発達もあり、電話対応が苦手な人は増えています。
ただ、どこの会社も新人は電話番を任される事が多く、ただでさえ苦手な電話に加え、静かな事務所で、自分の声だけが響く電話対応はかなりのストレスになり、ますます電話に出たくなくなります。
ストレスが強くなり過ぎると、だんだん会社に行くのが嫌になり、退職してしまうなんて事もありますね。
(4)人間関係の悪化
静かすぎる事務所だと、会話内容が筒抜けですが、その内容によっては、人間関係が悪くなります。
例えば、ちょっとした雑談で他人の話題が出ても全部聞かれてますので、その人が信用できない人物だと思われてしまいます。
私自身、静かすぎる事務所で仕事をしていて、会話を聞かれたくなくて、わざわざ会議室で話しをしたり、電話がかかってくると事務所の外に移動したりしていました。
ひどり時は、向かいに座っている同僚でもチャットツールを使う事もあり、円滑に仕事ができないストレスを感じていました。
静かすぎる事務所の対策
不快にならない程度の音楽を流す事は効果が高いです。
ヒーリングミュージック、自然の音、ジャズなどはでリラックス効果が生まれと言われています。
また、音楽が流れていると、オフィスのイメージが明るくなり活気のある雰囲気になります。
それにより、新たな発想が出てきたり、不要なストレスを排除できて仕事にフォーカスできるようになるのではないでしょうか。
ただ、ヘッドホンしながら、仕事のできる人はいいですが、事務職の人は、電話やお客様対応で、ヘッドホンを付けて仕事のできる人は少ないのが現状です。
その為、事務所全体に聞こえる程度の音楽が必要になります。
最近では、オフィスBGMに特化した専門業者もいますので、一度検討してみてはいかがでしょうか?
音楽は、事務所のストレスを解消し、その後の人間関係を良好にしてくれる効果が期待できます。
音楽を流す効果
(1)集中力が増す
適度な音は、集中力を増す効果があります。
音楽ではありませんが以前勤めていた職場は、同じフロアに100人程度がいましたので、適度な雑音があり、人が多い割に、周りが気ならないほどに集中していました。
しかし、10名程度の職場になってからは、静けさが気になり、まったく集中できませんでした。
音楽を導入することで、事務所の人数関係なく、集中力を増す効果があると実感できました。
(2)コミュニケーションが活発になる
会話が他人に聞こえる心配が減りますので、ちょっとした雑談が増えるようになります。
また、音楽はリラックス効果もありますので、上司や先輩に声が掛けずらいと思っていた人も、気軽に話し掛ける雰囲気ができます。
(3)会社の業績がアップする
会社の業績をアップさせるには個人の作業効率Upに加え、チームの連携が大事になります。
個人の集中力が上がり、コミュニケーションが増える事で、チームとして効率的に業務を回す事で、会社全体の業績がアップすることができます。
また、退社時間に音楽を変える事で、帰宅を促したり、掃除時間の音楽を導入する事で、メリハリの効いた働き方が期待できます。
働き方改革で、残業を減らす方法を検討している経営者の方は、オフィスBGMの導入を検討してみてもいいかもしれません。
最後に
静かすぎる事務所の弊害として、以下4つがあります。
(1)作業効率の低下
(2)メンバー間のコミュニケーション不足
(3)電話対応がストレスになる
(4)人間関係の悪化
対策として、事務所に音楽を流すことが効果的です。
その効果として
(1)集中力が増す
(2)コミュニケーションが活発になる
(3)会社の業績がアップする
の3つがあります。
仕事中に音楽を流す事は、導入コストの割に高い効果が期待できます。
積極的に活用して、ストレスの少ない会社にしていきましょう。
皆様がより豊かな人生を歩むことを祈っております。